擦れる木々の葉 波打つ海岸の様に
陽射しが木漏れ日に変わる
吹き抜ける風が君の髪を攫ってゆく
夏が近づいて・・・
強く手を繋いで 君とあの線路沿いを走る
陽射しが汗を弾く
透き通る風と 突き抜けるように晴れた青い空
あの日確かに僕たちはこの場所にいた
*
『僕らはきっと大人になるにつれて変わっていってしまう
だけど 2人の夢はずっと変わらないようにこの場所に隠そう』
ひぐらしが夏の終わりを告げる様に鳴いた
街が紅く染まる
吹き抜ける風が僕の頬を撫でてゆく
あの日を想い出すよ・・・
透き通る風と 少し暗くなり始めた茜色の(アカイ)空
あの日僕たちは確かにあの場所にいた?
*
わかり始めた
夏が過ぎるたびに僕らが変わっているってこと
振り返る線路 焼けて先が見えない
あの場所が分からなくなって
僕らはきっと大人になるにつれて変わっていってしまう
だけど変わっちゃいけない 僕らの夢は
あの場所で今も輝いていて



